おいしい、おもしろい、うつくしい。石川県金沢市在住のクリエイターの視点から、金沢の新しい魅力を発信するウェブマガジンです。お土産や観光スポット、アート&デザイン、和菓子や珍味などのグルメ情報などをお届けします。

お土産

【2024年6月12日OPEN】『加賀藩御用菓子司 森八 久安店』

江戸時代に創業した金沢の老舗和菓子店が久安に新店をオープン


藩政期に創業した老舗和菓子店『森八』が6月12日に久安店をオープンしました。外観は金沢の景観に配慮した純和風の木造建築。外光が差し込むゆったりとした店内はゆったりとした空間が広がっています。

併設のカーポートの屋上には太陽光パネルを設置し、必要な電力量のほとんどを自家発電。SDG s への貢献と災害に備えています。


久安店限定!自社の農園で栽培した紫蘇を使った新作の和菓子に注目


久安店は森八の直営店は21店舗目。かねて進めている地産地消のコンセプトに沿って、新しい取り組みが行われています。無農薬で栽培した自社農園の紫蘇を使用した新作和菓子を販売しています。

白餡に紫蘇の成分を練り込んだ自家製の紫蘇餡を用いた上生菓子「紫蘇香る」。
紫蘇の爽やかな芳香が堪能できる琥珀糖「紫蘇こはく」。
紫蘇を能登の粗塩で塩漬けした「シソの実」。本店カフェで甘味のお口直しに付けており、好評につき商品化されました。
「シソの実」は甘いものはもちろん、お料理にも重宝します。

フォーマルな贈り物や気軽なギフト、季節の和菓子が揃います


店内には老舗ならではのフォーマルな贈り物やちょっとしたおつかいものに喜ばれる箱もののお菓子が並びます。

正面のショーケース。日本三大和菓子に数えられる長生殿、黒羊羹などの伝統銘菓が並びます。
店内中央には平台があります。宝達葛を食べやすい形の葛餅に仕上げた葛餅「葛姫」など。彩り豊かな季節のお菓子がぎっしり。個包装で一個から気軽に手に取れます。


長い歴史を受け継いで常に進化を続ける老舗から目が離せない


金沢和菓子の伝統を受け継ぎ歩み続ける『森八』。新しい店で和菓子との新しい出会いを楽しんでみてください。

店舗情報


店舗名
森八 久安店
住所
金沢市久安1丁目503番地
電話番号
076-225-5648
営業時間
9:00-18:00
定休
1/1、1/2
WEB
https://www.morihachi.co.jp/
  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
河原剛

河原剛

プランナー/編集者

金沢で生まれ、金沢で育つ。大学を卒業後、出版社に入社し、タウン情報誌の編集・営業に携わる。和洋菓子店・ベーカリーをはじめ、小売店、飲食店、サービス業まで幅広いジャンルの雑誌広告や記事の制作、店舗販促のサポートを経験する。現在は、コピーライティング、コンテンツマーケティング、クラウドファウンディングの制作サポートなどに従事。地元金沢のモノづくりを発信するプロジェクトを企画中。

  1. 【10月15日オープン】『六月の舟歌』が奏でる、暮らしに寄り添うパンの世界

  2. 【金沢あんこ巡り09】『HORITAPAN』のあんパン

  3. 【8月8日OPEN】NYスタイルのピザ専門店「Pizza Horizon」が誕生!

  4. 【金沢あんこ巡り08】『奥野菓子舗』のおはぎ

  5. 【2024年6月12日OPEN】『加賀藩御用菓子司 森八 久安店』

  6. 【2024年4月26日OPEN】デイリーフードの専門店『アヴニール マルフジ』

  7. 【2024年5月1日OPEN】老舗和菓子店がプロデュースするショコラトリーのソフトクリーム専門店

  8. 【金沢あんこ巡り7】『アリスファームキッチン』のあんパン

  9. 【金沢あんこ巡り06】『中華饅頭専門店 緋梅(あけうめ)』の粒あんまん

  10. 【金沢あんこ巡り05】『なかざき生菓子店』の豆大福

RELATED

PAGE TOP